業務と顧客の要求

フリーエンジニアが業務として行う内容は、企業に勤めている場合に比べると広範囲を担わなければならないという点に特徴がある。エンジニアとしての仕事だけに着目しても、複数人によって担われていた業務を一人で担わなければならなくなることが多く、多能であることが必要とされる。

システムエンジニアとしての仕事を企業で担ってきた場合には、主には与えられた課題や問題に対する解決策となるシステムを考案し、その仕様書を記述することが業務内容の中心となっている。しかし、独立するとその前後の仕事も担わなければならなくなり、顧客となる企業から話を聞いてその要求をもとに問題や課題を明確化することから仕事が始まる。そして、記述した仕様書に基づいて実際のシステム開発を行い、そのシステムのテストと導入を担うことになるのが一般的である。顧客側の要求によってはその後の維持や管理も任される場合もあり、顧客の求めに応じて仕事を行っていくということが必要になるのがフリーエンジニアである。

しかし、顧客となる企業に求められる仕事にも地域差があり、東京のようにフリーエンジニアの人材が豊富な地域においては開発には優秀な人材を抜擢し、維持や管理には単価が安くて済むやや経験の浅い人材を採用するといった方法がとられることも多い。一方で、地方に根付いている企業からの依頼では継続的に起用することで信頼関係を築こうとする傾向が強い。どのフィールドで働くかは自分の技術と経験次第ではあるが、やはり仕事が豊富な東京はフリーエンジニアに人気の場所であるようだ。

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